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とんぼ玉技法の部屋

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その他の技法

チョットした技法をランダムに紹介します。

.ガラスの洗浄・・・ちょっとした事

佐竹ガラスを使っています。
クリアーガラスに曇りが出ることがあります。
(ガラス棒をバーナーで溶かす時点で白くモヤモヤしている)

当初はバーナーのススや地玉の温度が冷えてしまっているからと
思い込んでいたのですが、どうもガラスの表面のヨゴレが原因だと
解りました。以来強力洗剤で洗浄しています。

汚れがバーナーで焦げていき、結果ガラスの不純物として曇りを発生させてしまうと
思い込んでおります。

参考まで
 アメリカ製・・・スワイプオリジナル
  (普通の店には置いてないと思います。通販で購入しました。)

失敗箇所の修正方法

点打ちを失敗してしまった、こんな時の対処法です。

先端の細いピンセットを用意してください。
先端をバーナーで炙り赤熱します。
赤熱状態で不良のガラス部分を摘まみ取ります。
赤熱することで地のガラスがまとわりつかずに
不良部分のみ取ることができます。
ピンセットは、直ぐに水につければガラスは剥がれます。

玉にクボミが出来るようならばガラスで埋めるようにします。
摘まみ取った凹みは少し炙れば回復して平面になります。

太めのピンセットでは赤熱に時間がかかってしまいます。
作業的には数回ツマミを繰り返すので効率が悪くなりますね。

引っかき模様・・ちょっとした事ですが 

玉の模様は写真下の細引きを貼りつけ平らにしています。

ただコテで押しつぶしただけではここまで広がりません。

どうしたか?

コテで平らにしたときに左右の模様の先端を針で引っかいて延ばしました。

この作業をする時の注意点は
 引っかいた時に左右にガラスが寄ってしまいます。
 そのガラス分を見込んで地玉のサイズを考えることです。

思いついたら色々試してみましょう。そのためには 製作後に出る端材は捨てないように。
上の画像のように端材でテスト出来ますからね。
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