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複眼玉の作成 |
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こんな玉です。
一般的にどのような呼び名にするべきか知りませんので
複眼としました。
ご存知の方は教えてください。
制作は簡単です。作ってみてください。 |
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制作の方法 |
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まずはパーツの制作 |
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眼にする細引きを作ります。 |
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使用ガラスは、佐竹ガラスの鉛ガラスを使用。
芯棒先端に透明を円柱に作ります。
外周を色ガラスで塗っていきます。
茶色の透明・・白・・青の透明
下玉のクリアー全体を色ガラスで包み、細引きします。
細引き後のガラスの直径は4mm位にしました。
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パーツにカットします |
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細引きを短い長さにカットします。今回は約28個になりました。
私のカットのし方を紹介します。
コテを使い鉄の板をおきます。今回は厚さ3mmのフラットバー。
細引きを立てて、ガラスカッターでカットしていきます。
これでもカット長さは変わってしまいます。(相手がガラスなのでしかたない。)
カットしたら、余熱台に綺麗に並べます。
この時、カット面のガラスの粉は布で拭き取ることを忘れずに。
大量のガラスを連続カットするのでガラス粉が付着します。
玉に乗せて完成した時にガラス粉が思わぬ悪さをします。
余熱台には、縦に整列して置く方が玉に着ける作業がスムーズにできます。 |
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玉に乗せます |
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最初に下玉を作ります。
今回は混色をしました。(技法のガラス棒の混色・青と青紫の混色参考に)
下玉の厚さは極薄く、幅は今回は仕上げで20mm位になりました。
下玉の段階ではこれより若干狭くしておきます。
仕上げで左右のヘソを形成する分のガラスの追加を考えておきます。
パーツを乗せていきます。
最初に横一列に少し隙間を取り並べます。この段階でパーツの天面に透明ガラスを盛着けます。
次の列はずらして並べます。同様に透明ガラスを盛着けます。
全周をパーツで包んだら、天面の透明ガラスの多少をチェックして修正します。
全体を馴染ませていきます。炎はパーツ面を集中して、下玉はあまり加熱しないように。
加熱していくと、パーツの中には倒れてくるものが出ますが早めに針やコテ先で修正します。
隣のパーツに着く前に処理します。(隣に着くと修正できなくなります) |
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パーツを押し込ます |
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各々のパーツの中心を針で突いていきます。
少しずつ押し込むようにしていきます。
パーツの側面同士がくっ付くようになります。針で突く方向は基本は垂直ですが
パーツの傾きや、隣のパーツ間の隙間などを見て斜めに突いたりします。
針で突くと盛り上げた天面の透明ガラスが凹みますから、透明ガラスを追加します。
最初は鈍角の針で、最後の方は半球形の針を使用していきます。 |
私の使用している針です。
アイスピックの先を削りました。
上の物の針先は相当に鈍角にしています。
下の物は半球形に削りました。(ディスクグラインダーで簡単に削れます)
今回の場合の針はトンガッテいない方が良いでしょう。
普通の針先では気泡が残りますし、パーツの側面を押し広げる効果が
期待できないでしょう。 |
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仕上げ |
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両端のヘソを作ります。
パーツの端はへこみが出来ています。パーツの無い部分です。
ここに、ガラスを追加して凹みを埋めます。濃いめのガラスが良いでしょう。透明系でも不透明系でも良いてしょう。
パーツの側面同士がくっ付き、馴染んだのを確認。
透明ガラスに凹みがないか、ガラス面の不足箇所がないかを確認します。
コテの上を転がし整形します。
完成です。 |
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注意点は |
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パーツの直径と長さをなるべく揃えること。
玉に配列するパーツはなるべく整列させること。
加熱時のパーツの倒れに注意。 |
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