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データベースNO.5 |
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特に紹介するほどでもないが、とんぼ玉の制作に関する情報をメモ程度に紹介する場所として データーベースとしてまとめることにしました。 |
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小さな点打ち方法 |
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タコクラゲパーツの傘部分に白斑を打ちます。
7~8mmの直径範囲に約30個を点打ちしています。 |
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白棒は太い状態でその先端を円錐状にポンテ引きして
先端は尖んがり状態のままにしておき
作業に取り掛ります。
写真は少々形崩れ状態です。 |
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作業のし方 |
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炎の上部。真上ではなく少々ずらした場所。つまりはあまり温度が上がらない場所で行います。
白棒と写体をその位置で保持しておきます。
まもなく白棒先がほんの少し溶けはじめます。その瞬間に点打ちして引き切ります。
そのまま白棒を保持すると再度先端が溶けはじめます。点打ちします。
この繰り返しです。 |
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点打ち後の白の状態です。
この状態のまま炎で炙ればまんまるに落ち着きます。 |
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とにかく極小点が打てますよ。 |
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クリアーガラスのかぶせ方 |
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下玉にパーツを付けて、上からクリアーガラスを被せる作業のちょっとしたコツについてです。
あくまで私のやり方ですよ。ちなみに灯油バーナーです。 |
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こんな感じに付けてます。
図は右から左にクリアーを被せる場合です。
溶けガラスを図示のように乗せて、ガラス棒で押し流していくように。
パーツの凸凹に沿って上下しながら。
注意点ーー気泡が残らないようにするには。
クリアーガラスはトロトロに加熱です。中途半端はダメ。
なぜか?
トロトロガラスは、水のごとく隙間に入り込んでいきます。
中途半端は隙間の入口で硬くなりだし結果、気泡が残ります。 |
玉側の動作について
少し炎から遠ざけて冷ましぎみに、クリアーガラスがトロトロになるのを待ちます。
付ける直前に玉を炎の中に入れて「1、2、・・5」五つ数えます。直ぐに炎の上に移動して
トロトロクリアーを被せます。クリアーの最後の切れ端や大きな凸になってしまった処をコテで軽く押さえます。 |
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玉側の動作中もクリアーガラスは炎に当たるようにします。 |
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トロトロ状態とはーーガラス棒をクルクル、クルクルと反転しないと先端が垂れてしまう状態。
熱ければ熱い方が良い。多めのトロトロ量にすること。少なめは直ぐに硬くなります。
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玉側の動作の理由は
パーツが冷え気味では白濁が出やすい。
パーツの表面だけ熱めに、中側は硬い状態でクリアーがけしたい。ーー型崩れしにくい。
パーツの表面が熱いとクリアーガラスと馴染みやすいので隙間の空気が押し出される。 |
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無理に最後まで被せようとしない。トロトロは直ぐに冷めていきます。
一度でできなければ、二回に分けるつもりで。トロトロならば二度目も空気を追い出してくれます。 |
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クリアーガラスを最後に切るとき
トロトロがまだ残っている状態で切りたい、クリアーガラス棒を離せば、すんなり切れます。
まとわりついて炎で切るのに苦労するようでは冷めてしまたことになります。 |
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被せ後の玉表面の凸凹修正
凹み部分には再度トロトロガラスで修復。
凹凸はなるべく炎によるガラスの移動で球形にします。当然コテで押さえながら。
コテはソフトに少しずつです。炎六割、コテ四割の気持ちで。
相当なイビツ玉でも球形になるので、作業を急がないことです。 |
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帯留めを芯棒から抜く方法 |
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角材に挟みます。
鉄芯の先端をを角材で、コンコンと叩きます。
鉄芯が少し動きます。 |
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鉄芯をひっくり返してコンコンと叩きます。
鉄芯が少し動きます。
二三回繰り返すと帯留めが手で動くようになります。
ここで無理して外さないこと。
流水下で帯留めを動かしていると中の離型剤が流れ出て
きます。
難なく外れます。 |
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花パーツのカット時注意 |
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花パーツなどをカットする作業で綺麗にカット出来ない原因。 |
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花パーツを、先端摘み取り後一定長さにカット。
時々斜めや割れたようにカットされてしまう事があります
その原因についての解説です。 |
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原因はこれです。 |
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カッターと熱い状態になっているガラス棒との接触。
カットする時「長さをどのくらいににしようかな」とカッター刃の上に置いて右や左に動かしますよね。
刃は冷えています。ガラスは熱い状態。
接触するとガラスが急激に冷却、部分的に縮み内部応力が残ります。
表面状態は変化無し。ひどい場合はヒビが見えます。
そこで刃の触れた位置をズレてカットすると切る位置でなく、内部応力の残った場所が割れていきます。
結果ギザギザや斜めに切れてしまいます。
かといってガラスが冷めるまで待てませんね。
ですからカッター刃は切る瞬間にガラスに触れる。その位置で接触と同時にカットする。これです。
どうすれば良いの?
具体的には、空中でカットしない。
カッターは机の上の何かに乗せた状態に持つ。(ふらつかないようにする)
ガラス側の手首部を机の何かに乗せるようにしながらカット。(腕、手首が何かに接触していればふらつかないですから)
ここだと思った位置でスパッと切る。 |
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