ホーム 技法 道具 作品 ブログ
師匠の店 リンク集 自己紹介 趣味の部屋 掲示板
メールは
こちら

とんぼ玉技法の部屋

[目次へ]--- [前の頁へ]---[次の頁へ]

超初心者向けの解説の色々をお話いたします

これから始めてみようかな? そんな方々向けの解説と思ってください。
思いつくままに書き込みいたします。

バーナーの選定は?

バーナーは大きく分類して三種類
      1.灯油バーナー    2.ガスバーナー   3.カセットバーナー

特徴は 

1.灯油バーナー   燃料が安い。燃焼音が大きい。火力は弱め。作品は綺麗な艶が出る。
             マンションなどには不向き。ある程度の作業スペースが確保できる環境の方にお勧め。
             灯油臭あり(密封構造になっていないため)。本格的に始めるわよ そんな方にお勧め。

2.ガスバーナー  都市ガス用とプロパンガス用とがある。 火力が出る。 ガスの配管(ホース)とボンベの管理が手間。
            プロパンは、近年ボンベの充填を断られるケースが多い。(小サイズのボンベ)。
            集中炎仕様と拡散炎仕様の種類がある。 集中炎は炎の中心が火力が強くなるタイプで
            細かい細工やパーツを作るとんぼ玉をと考えている方にお進め。

3.カセットバーナー  携帯コンロのガスボンベを使うタイプでコンパクト。作業スペースの無い方にお勧め。
              片づけ、設置がしやすい。 長時間の使用には不向き(ガスボンベが小さいため)。


以上簡単に特徴を書きました。 本格的にやってみたい方でしたらば 灯油かガス。 但しプロパンボンベの
充填をしてくれる業者が有るかを購入前に調査しておくことです。


道具選びについて

道具の使いやすさが重要です。 手の動きが自然にできるか? 動作に無理が生じないかを考えて道具選びを考えるのが大切です。道具の何点かを拾って解説してみます。

一例です。もんじゃケガキはやめましょう。

もんじゃけがきとはこんな道具。左の平面でガラスを押さえて平にする 右の先端は
引っ掻く作業をする。

引っ掻き作業は問題無し。 問題なのは平にする作業側。
平面の根本が曲がってます。 ここがダメな道具。

先の部分が角度がついて曲がっています。なのでガラスを押さえるのに
この角度がどの位曲がっているからこんな角度で押さえなければと
非常に難しい押さえを強いられます。
ましてや ガラスは透明系ですから どの位凹んでいるか分かりにくいからなおさらです。 ちなみに私が使っているのは
ただの鉄の板です。

ただ押さえるだけでしょ。少しぐらい斜めでもいいじゃないのよ。・・・・・・・この考えは命取り。
とんぼ玉のサイズは高々2cm です。 少しのいい加減さがとんぼ玉の風景を台無しにしますよ。


上のは 台所で使う おたまの柄をちょん切った物。 下のは鋼材名が フラットバー3×19  と呼ばれる鉄の平板。
タコ糸を持つ所に巻いています。

なるべく厚みのある道具を選びましょう
又ガラスを押さえる鉄板などの厚みですがなるべく厚さのある鉄を探しましょう。 
薄い鉄板を使われている方を見受けます。炎の熱をもらって鉄板が直ぐに熱くなります。ガラスがくっつきやすくなります。 
それが理由。炎でガラスを加熱しながら ガラスを伸ばすなどの作業は多々ありますよ。 

話のついでに とんぼ玉を押さえる作業について

玉の赤部分を平にしようとします。
普通は目線で上図のように押さえれば平にできると思って作業しますが
これだけでは非常に難しい作業。何故か?  ガラスは透明なのでどこが凸なのか どこが凹なのか分かりずらい。 さらにやっかいなのが 人間の手の動き方。平に押さえる動作は苦手なのです。

右手で押さえた場合はガラスの右面を押さえすぎる。腕の関節構造上しかたがないのですが。

ですから 玉の面に平に押さえる作業の仕上げは 下図のようにして見ながらの作業が必要になります。

そこで前の もんじゃケガキの道具に戻りますが  もんじゃを使ったらこの作業はできませんよね。

こんな些細な作業の良し悪しが 良い玉を作れるか作れないかの分かれ目かもと思っています。 つまり 道具が手に馴染む物を使っていますか?。

将来 花パーツの花びらを広げる作業の時に痛感してくだい。

ついでにもう一つ

左官コテについての話を

よく見受けるのが次の写真のコテ。よく見るのが教室とか 体験教室とかに置いてあります。どうしてこんな使いにくい道具を置いてるのか全く理解不能です。 プロが使っているよ。 はい、プロですから、極めた人です。 どんな道具でも扱えてしまう方達。
プロの修行をするのでしたら・・・   でも私はアマチュアです。効率の良い道具が一番。

このコテです。

私も右も左も分からない時分に最初に購入しましたが最初からつかいものにならず今ではほとんど使いません。 使い勝手が悪すぎます。  せいぜいがヘソの修正程度の使用。

先ず とんぼ玉のコロコロ(まん丸に仕上げる作業)では前後の長さが短すぎます。 小径サイズのとんぼ玉にしか使えません。

次に上の項目の凸を押さえる作業に先端を使いますが 
使いずらい。持ち手から90度曲がりさらに反対に90度曲がりその先端で押さえるわけで、 手元から距離が離れすぎてます。前方に離れて、さらに下に離れている場所を使うのですから。
使いこなすまでには相当時間がかかる道具と言えます。 
こう考えてみてはどうでしょうか。 押さえ作業にこのサイズよりもさらに大きなコテで押さえ作業をしてみる事を想像してみてください。とってもやりにくいと感じるでしょ。

最後にコロコロ作業でとんぼ玉の両端をつぼめていく、たまご形状にする作業ですが この時にはコテの左右端のラインを使いますよね。

青いラインを使うわけですが 見てください 先端がハの字に。
つまり コテを持った状態にしたときに転がるラインが真っすぐでないのです。右のラインを転がすときと左のラインを転がす時とでは とんぼ玉の向きをコテの斜めラインに合うようにずらさなければならないのです。こんな芸当初心者には無理です。 熟練者向きの道具です。


ならばどうするコロコロの道具は? です。

もっと大きなコテを使いましょう。
さらには 左右のラインがハの字になっていない物
同じ幅の鉄板になっているコテが使いやすいのです。

コロコロ作業も大胆にできます。
右側でコロコロ、左側でコロコロ、 同じ感覚で作業できる。
ここが大切。 手の動く感覚を大切にしないと。

なぜなんだろうか?  こんなに使い勝手の悪い道具がスタンダードに使われてる。
簡単なとんぼ玉程度でしたらば この程度の道具一個で十分ですがね。
趣味であっても使いやすい道具を揃えるのは基本。 趣味だからこそ 使い勝手の良い道具を使いたい。 これですよね。
指導をする先生方がその程度のレベルなんでしょうかね。 それじゃーなかなか上達しませんぜ。 


余計ですが、私が細工に使っている道具です。シンプルですよ。

細かな模様入れ時には重宝しています。初心の方は上達するにつれて 色々な道具をそろえるでしょうから。
将来はこんな道具も使うんだと、 そんな感じで眺めてください。


上から順番に解説しておきますね。

引っ掻き針・・・・・ 購入品です。チタンだかタングステンだったか忘れましたが 特殊鋼の類です。
            目打ち(安いの) はやめたほうがいいです。 目打ちはガラスがくっ付きやすい。
            綺麗な引っ掻き先端を出したければ 出費です。

先端球形状のロッド・・・・・・ 点打ち花やパーツの中心に窪みをつける。 購入品。使い方は色々工夫で重宝です。
                  
ヘラ・・・・・  百均で見つけた軽量スプーンに付属していた鉄板。
         狭い部分を押さえたり ガラスの細部を膨らませたり、寄せたりに使います。

とんがり大・・・・・ 食器のナイフの先端をとんがりにしたもの。 溝を入れたりするとき用。

押さえ・・・・・ 周囲を押さえずに 狭い範囲のガラスを押さえたいとき用。太いくぎの先を叩いて作りました。

とんがり小・・・・・ とんがり大より細かい部分に使う。 太いくぎの先を叩いて作りました。

ピンセット・・・・・ 先端が尖っています。 余分なガラスを取り去るときに重宝。 点打ちなどの失敗でガラスの一部分を
           取りたいときに使います。 使い方は 先端を赤熱させておいて 抓んで取り去る。

どうでしょうか。 どーってことない道具ですがね。 市販品を探してもなかなか見つからないのがとんぼ玉用の道具です。
工夫しましょう。女性は彼氏・父親・亭主に作らせましょう。


パーツ作りの時の鉄棒の太さ

鉄の棒先にガラスの塊をつけて作業する。パーツやねじりの細引きを作るなどの時。
その鉄の棒の直径についてです。 なるべく太い鉄の棒を使うのが重要です。

直径で4ミリ以上は必要です。 先端のガラスを支えるのが鉄の棒の役目。
ガラスの接触している面積が大きいほどガラスは安定するからです。
細いとガラスの根本を加熱すると すぐにガラスがだれてしまいます。
あなたの手の大きさのも関係しますが、 ねじり作業でクルクル回転出来てなるべく太いサイズを使ってください。 

上記の続きで鉄棒をガラスに入れる深さ

この深さが大切。 普通の場合で4~5ミリメートル位は入ってます。

浅いと ガラスとの接続面が少ないから ガラスが加熱ですぐに だれてしまう。
又細引き作業ではくっつき部分が少ないから 引っ張る根本が直ぐに細くなってしまい ガラス全体をじわーっと同じ状態に引っ張れなくなります。

深すぎても都合が悪い。 今度は反対でくっつき面が大きすぎて細引きする作業で引っ張ってもここが頑張ってしまうために 同じ太さの細引きにできない。

反対側のポンテで引っ張る このポンテの太さにも影響します。次の図。

絵は右側をポンテをつけて引っ張る時です。

使うポンテの大きさ。つまりポンテにくっ付く部分のガラスの頑張りと左側の鉄棒側にくっ付いてるガラスの頑張り力が同じくらいの方が均等に細くできますよね。
このあたりも配慮して鉄棒の深さをきめましょう。

さて ガラスの部分ですが 色を重ねたり ガラスを追加したりの作業が出ますね。
追加ガラスは鉄棒のところまで包みますから いつのまにか鉄棒の深さが深く出来上がっているかもしれません。 これが一点めの注意。

さらにこの追加ガラスを足したときにコテやヘラでガラスを左右に広げたりするのが普通の事。 ガラスを鉄棒側に広げる力は やがて鉄棒をガラスにめり込ませる力になって 気づかずにいたらば ガラスの中心位まで鉄棒先がはいってしまっていた。そんな場合もありますよ。これが二点目の注意。


追加するガラスは必ず鉄棒部分まで寄せる。反対側はポンテ位置まで延ばす。

上記に関連した内容です。 ガラスを追加したらばその先端は必ず鉄棒部分までもってくること。

左図の下部分絵。

追加するガラスは鉄の棒まで延ばしてくっつける事。

反対側のポンテ部分は ポンテがくっ付くところまで延ばしておくこと。
さらに中心のガラスもポンテにくっ付くように配慮すること。

作業は緑色をポンテ位置近くまで寄せてきて、赤のガラスはピンセットで抓んで引っ張り出しておく。最後に緑と赤の出っ張ってる部分をピンセットで引き切る。
馴染ませてからポンテをくっつける。  こんな感じです。

なぜそうしなければいけないか?
細く引く力の大元は 鉄の棒とポンテだからです。それぞれのガラスは大元までくっ付いているおかげで同じように伸びてくれます。
もし端まで来ていないガラスでしたら ちぐはぐな伸び方になりますよ。

ガラスの偏りを直す

初心時は均等にガラスがつけられず こんなふうにかたよってしまい 修正するのに悪戦苦闘。

ならばその直し方のコツみたいなのを。コテを使わない場合についてです。

まん丸が崩れてしまったとしましょう。
ならば この反対の動作をさせれば まん丸にもどせる事になります。

これが基本。 図のようにガラスの重さで変形してしまったんだから
修正もガラスの重さで直してしまえ。

つまりは 地球の重力で変形してしまったんだから、直すのも地球の重力を
利用するのさ。 そーゆー事でした。

ただしが付きます。

単純にひっくり返すだけではダメですよ。
なぜか? は次の炎の当て方。

加熱中のガラスの温度です。 炎で加熱してみれば 下が高温で溶け出しても 上側は低温の状況です。   これでは 上のガラス部分は動いてくれません。

上部分にほんのちょっと硬いガラス部分が残っているだけでも 全体が動いてくれなくなります。
又ガラスの中心まで柔らかくしないとガラスは動きませんよね。

考え方として 図の上部分のガラスを柔らかくししなければ 元のまん丸に戻せない。
だから 単純に炎の真ん中にいればいいのでなくそれなりの工夫が大切になってきます。

具体的には 炎の中心ばかりでなく 炎の端も利用してください。
Aや Bの位置で加熱しておいて Cのように炎の上部で保持してガラスの移動をさせたり

もちろん 絵の位置で固定保持でなく つねに 回転させての動作ですよ。右回転次に左回転と。


上図のB の状態は こんな理屈。
炎によく当たるところは ガラスの重力で動かしやすい状態にできますよね。

こんな感じで位置を変えて 動かしたいガラス部分を集中的に加熱して
クルクル動作で修正していきます。

でもこれはおおよその形状を修正する程度の作業ですよ。
綺麗に仕上げるには コテなりヘラで直してしまいましょう。


ガラスの作業温度は 全体は柔らかすぎずに柔らかい事。(硬い所は無し)です。
少しづつガラスを加熱をして目的の変形させましょう。

以上は片寄ったガラスを動かしましょう でした。  次に別の考え方です。

ガラス移動の考えをしません。

鉄の棒の位置をずらそうとする考えです。  図のようにです。
この場合は前項のガラス移動よりも さらにガラスを加熱する考えで行います。
なるべく熱くでも全体が均等の温度にする努力で。



ガラスの温度について

一口にガラスの温度といいますが 言ってる本人がしっかり自覚できているか?  といえば ウーーン となるほどガラスの温度を判断するのは難しいです。  そこで少しでもヒントになればと思い項目にあげました。

ガラスメーカーにも 明確な温度とガラスの関係を解説した物が無さそうです。非常に分かりにくいですね。

1.加熱しすぎると ガラスの境界がぼやけるよ。
    加熱するほどガラスは水のようになるからガラスの境目では混じりあう現象が出るんじゃないかな。
    クッキリ綺麗に出来ない原因の一つです。

2.今作業中のガラスの状態が解らない人に
    とんぼ玉の表面を突っついてみましょう。ガラスが柔らかいか硬いかよくわかりますよ。

3.解りやすい説明ができないものかなと考えまして
    製作中のとんぼ玉の表面にツヤが出てますね。このツヤが消えてしまわないように気をつけましょう。
    加熱し過ぎてツヤが消えガラスが赤みを帯びてしまうようでしたらば、大失敗の作品になっていますよ。

4.薄暗い所でガラスを見たことありますか?
    加熱したガラスを薄暗い所で眺めてください。 自分が思っている以上に赤熱してますから。
    これを一度見ておくと ガラスがどの位の時間で冷えていくのかも解ります。

5.加熱は焦らないこと
    なかなかガラスが熱くならないなーと思っている事でしょう。 でも実は相当熱くなっているんです。
    ガラスの中心部まで熱くしてやりましょう。 それにはある程度の加熱時間が必要。
    焦って火力の強い炎部分に持っていかないように。表面ばかりが加熱し過ぎてしまいますよ。  

クリアーガラスを外周全面に包む作業で上手くできない

模様や花を入れて 最後にクリアーがけして包みます。 あるいは クリアーをヘソまで延ばします。
こんな解説を聞いているはず。 (この作業の名称知りません、なんせ独学ですから)

クリアーの包み方にも二種類

クリアーの包み方にも大きく二種類あります。

1.溶かすクリアーを単純に球形のまま行う場合。
     通常の方法。  模様の変形を気にしない。玉の大きさを気にしない。
     クリアーを綺麗にのせたい。  こんな時に使う

2.球形にしておいて コテで押さえておせんべい形状にしてから玉を包む場合。
     クリアーの厚さを薄くしたい。 下の模様を崩したくない。 
     そんな場合に使う。でも重なりの端などで気泡が残りやすい。 
     クリアーと玉側の温度差でクリアーに曇りが出やすいなどの弊害もある。

球形クリアーの場合について
図のようにクリアーを巻きつけてから全体に伸ばします。

クリアーの量は多めにするくらいが良い。
どの位か?   そうですね、下玉の量よりも大きな球形にしますね。

よく聞くのですが  玉のヘソまでクリアーが伸びないんです。
これは 大体がクリアー量の不足みたいです。
けちらないで多めにやってみてください。

クリアーの巻きつけ方法
下玉に二回転くらいの巻きつけ。 このくらいのクリアーの量とはけっこう多めの量。
図の角度位の位置関係で 最初はクリアーの先端をチョコッとくっつける。
先端くっ付けは少ない範囲が原則。 ベチャっとくっつけない。
付いたら即回転させる。 回転中は下玉とクリアーの球は少し離して、炎の中心はクリアー側を重点に加熱を続ける。
最初のチョコッとのクリアーも段々と太く巻き付く。 巻き付く量の加減は相対距離と炎の場所。   なるべく均等に巻けるように。  少し練習するば直ぐできる。

注意は 下玉の真上にベターっとクリアーを乗っけない事。

全面に伸ばすやりかた

最初はヘラを使ってクリアーを押さえつけると大分平に伸びる。(やんわりと押しますよ)

押さえの注意。図のように 次の押さえこむ位置は離しておさえて。(番号)
1と2の押さえをすると 5の所は山状に残る 山の部分を押さえて延ばす。(均等に伸びる)

1を押さえて次はそのすぐ近くを押さえて 又すぐ近くを押さえて・・・ これはダメ。
  クリアーが均等に伸びない。下玉に模様が有ると崩す元になる。


中央部分のクリアーが少し平に伸びてくれれば 次の段階。 ヘラでこするように伸ばしていきます。
この伸ばし作業も上図の数字の位置の順番で行います。

近くを次々押さえると こんなイメージに。
クリアーは横に横にと ヘラの圧でどんどん移動します。

この現象はヘラを横にこすってクリアーを伸ばす場合も発生しますよ。
特に終了まじかの ヘソの所で問題発生。

赤ラインの点線部分円周に対してクリアーの量が均等になっていなかったので
一部分はヘソまで包めた  でも反対面はクリアー不足でヘソまで延ばせない。

こうなります。  

作業はじめのクリアーが厚い状態から 均等にを配慮する作業が基本。

ヘラでこすっても 思い通りに延びてくれない。

最初のころはクリアーつけてコテやヘラでクリアー面をこすって延ばそうと思っても 思ったように延びないでしょうね。
延びないのは 原因、理由が有るんですね。

動きから。  ヘラがガラスに接触します。  ヘラはこするようにしてクリアーガラスを延ばします。   問題は ヘラがガラスに接触したときの ヘラとガラスの馴染み具合。
表現で説明すると  ネトッっとした接触関係ならば延びやすいですね。 反対に ツルっとした接触関係でしたら 延びにくそう。   こんな感じが ガラス面で起きていそう。  

方法
1.ヘラの表面温度を上げる。 
鉄面温度が高いとガラスはくっ付いて離れませんね。そこまで高温になる 前段階ですとガラスが何となく まとわりつきたがっている状態になります。そうですヘラの表面の温度を上げてやるんです。
「注意」 でも上げ過ぎるとガラスがくっ付きますよ。 又鉄部は厚さが無いとダメですよ。直ぐに熱くなりすぎます。


2.ガラスの表面温度を上げる
ガラスを柔らかくすることですね。 皆さん解ってるんですが 動作を見てると ガラスがまだ硬いのに一生懸命ヘラでこすって延びないわー  って感じです。先ずは延ばしたい部分のガラスを温めて柔らかくして そこを狙ってヘラで延ばすようにしましょう。どんどん延びます。

3.ヘラ・コテの材質より
材質選びも有るんじゃないかと思ってます。 最近は 錆びないからステンレスが主流。このステンレスの表面は案外ツルツル」です。 対して錆びてしまう普通の鉄 わりかし凸凹、 私はこちらの錆びる鉄の方が延ばしやすいと感じるので      すが。

たまご形が出来ない方

基本のたまご形にできない方 (超初心者さん) 

たまご形に作る段階のよくある解説が。
心棒に溶かしたガラスを巻きつけます。炎で柔らかくしておいてコテの上で転がしてたまご形状に仕上げます。こんな解説です。 ・・・・・初心者にこんな芸当無理です。
第一コテの上を転がしたって球形(真円)なんぞ作れません。扁平したりおむすび形になってしまったり。

ならばどうする。
心棒に巻きつけたら 巻きつけ字のおおよその凹凸は炎で滑らかにしておきます。
次のたまご形状はコテやヘラで押し付けて凸を凹ましてたまご形に仕上げればよろしい。ガラス面をなでたりこすったり押し込んだり、粘土細工をするようにたまご形状に作っていけばいいんです。

コテの上で転がして形を作るのはもっと腕が上達してからマスターすればよろしいと思います。

押さえ方です。
正面から玉を眺めた状態です。Aのように上のラインで見るとガラスの出っ張り具合が良くわかります。Bのように正面で見分けようとしても分かりにくいのです。

ヘラやコテで押さえつけるのもAのように見ながら押さえて様子を判断したほうがいいでしょう。

具体的な押さえ方。  (図は心棒側から見たところ)

1で最初の出っ張りを押さえつけます、するとガラスは横に膨らみます。
次にその膨らみを2で押さえます。 そのときヘラを平に押さえると 押さえられたガラスが又横に動きます又1側にガラスが戻ってしまいます。

ですから2で押さえるときはヘラの押さえる角度を少し斜めにしましょう。
様子を見ながら作業します。

ヘソ作りが失敗する方に

ヘソとは玉の両端の心棒との接触部分のこと。

ここがヘソのようにへこんだ形に作るのが基本です。要するに見た目です。

注意としては ガラスの温度を上げすぎない事 詳細は下記を参照してください。

  ヘソの作り方について
[目次へ]--- [前の頁へ]---[次の頁へ]


inserted by FC2 system