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配色の細引き材の作成 |
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下の写真の様な細引きパーツを作るときのちょっとした工夫を紹介します。
なにげなく作ると、ガラスの色が薄れてしまい。 ガッカリ・・・・ こんなことにならないように。
下記内容を参考の一つにして頂き、工夫して作ってください。
ポイントは、配色ガラスの層を厚く心がけることです。 |
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細引きは、赤ー黄色ー青 の配色です。
この玉では 細引きしたカットパーツを立てに着け、軟らかくなった所で中心を針で突き、コテで押えた後に端を引っかきました。
玉を見ていただくと黒線が太すぎましたね。もう少し細く仕上げればより鮮やかな配色の印象が得られると感じます。 |
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細引きの作り方です |
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ガラス材は、全て 鉛ガラスを使います。
配色するガラス(赤、黄色、青)透明ガラスの細引きを作っておきます。
さらに、色の境界線にするガラス(茶又は黒)不透明ガラスの細引きを作ります。
境界用のガラスは不透明色で、細引き太さは、色ガラスに対して数段細く作ります。 |
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作成段階の解説図です。
断面を見ています。
3個ずつの色丸は、 配色する色ガラスの細引き材
中間の小丸は境界用の不透明ガラスです。 |
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下玉を作る |
芯棒に白の鉛ガラスを巻き取り、円柱形に仕上げます。この外周に色ガラスをくっ付けていきます。 |
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配色する色ガラス(B部分) |
最初に色ガラスを2列 下玉に くっ付けます。
隙間が無いように並べてください。
(隙間が出来てしまってもかまいませんが、意識はくっ付けて配列していきます)
隙間なくすることで色ガラスの量を厚くします。 |
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こんな感じです。
配色ガラスの先端を炎で軟らかくして左の縁に着けて寝かせる。
右端は下玉より少し長くした位置でカットする。
右端の部分は何本か着けた段階で炎で柔らかくして玉に着ける。
初めのうちは、一本ずつこの動作をした方が良いかもしれません。
(初心のころは、いつのまにか配列済みのガラスがダレテしまったりするものです) |
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境界用のガラス |
この境界用のガラスの目的は、各々の配色ガラスの色を引き立たせるためのものです。
絵画で輪かくを書くようなものです。
境界用の細引きを下玉に着けます。
先に並べた色ガラスの根元にくっ付けます。
色ガラスにくっ付いてもかまいません。
この先の作業で色ガラスで包まれてしまっても、色ガラスは透明色を使用しますから境界線の色は表面に現れます。
不透明色でないと効果は出ませんので。
細いので、先端を玉に着けて、炎の熱で先を軟らかくしながら細引きを玉に押し付ける感じで着けていきます。
途中浮き上がってしまう箇所があると、炎でちぎれてしまいますから全体が玉に着いていることが大切です。 |
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配色ガラスの厚みを増す |
玉の外周を一回りした後、さらに色ガラスを重ねます。(2層にします)
1層状態で細引きすると色が伸びるために、色が薄くなってしまいます。
極端な場合には、下地の白の影響で、ぼんやりした配色状態になってしまいます。 |
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ガラスを馴染ませて完成 |
2層にしたらば、玉全体を加熱してガラスを馴染ませます。
所々下地の白が見えていますので、コテを使って白が隠れるように色ガラスを広げます。
表面の凹凸をコテの上で転がして取り、細引きして完成です。 |
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